カウンセリングマインドを身につけることが肝要

2011.04.13

中教審答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」では、子どもの「生きる力」をはぐくむことが、今後の教育の在るべき姿であると提言している。答申によれば「生きる力」とは、「いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力であり、また、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性であると考えた。たくましく生きるための健康や体力が不可欠であることはいうまでもない。我々は、こうした資質や能力を、変化の激しいこれからの社会を〔生きる力〕と称すること」である。これからの学校教育は、答申が力説するように、子どもたちに「生きる力」を育成するという方向に変わっていかなければならないと思う。その実現のためには、教師自らが、子どもの個性を尊重し、子ども自身の課題解決能力を生かせるように努力しなければならない。さらに、子どもの心情を思いやり、感情移入できる教師を目指し、カウンセリングマインドを身につけることが肝要である。教師は、子どもたちの「自分探しの旅」の水先案内人になるべきである。子どもに答えや結果を教えるのではなく、子どもが他人に頼らずに一人で答えを求めることができるように、答えのだし方の方法を示唆すればよい。
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