結納といっしよに、健康診断書を交わす

2011.06.06

医者であった夫は、「高額な結納金より、ダイヤモンドの婚約指輪より、もっとも価値のあるものは健康診断書だよ」と、縁談進行中の若い人たちに申していました。健康であるという証拠は、相手への最上のプレゼントですから、健康診断は結婚前に必ず受けてください。健康診断は、保健所や公私立の医療機関に申し出ればやってくれます。身長、体重をはじめ血圧測定、視力測定などをするのがふつうです。「健やかなるときも、病めるときも……」と、結婚式で契りあう言葉がありますが、健やかなことにこしたことはありません。また、病めることがあったとしても、あらかじめ知っておくことは、決して損にはなりません。また、結納の使者が述べる口上は、「この度は、ご両家のご婚約がめでたくととのわれまして、まことにおめでとう存じます。本日はお日柄もよろしゅうございますので、ご結納を持参いたしました。幾久しくご受納くださいませ」です。これに対して、受取り人または父親は、「ご結納のかずかず、よろこばしく、幾久しくお受けいたします」と返します。このように、「幾久しく」と述べるのがめでたいとされています。このことばどおりでなくても、お互いにめでたいよろこびの心を十分に表明することがたいせつです。「娘ともどもよろこんでおります」と本人のことばを代弁するようにすれば、さらに心のこもった挨拶になります。